お、おでこが痛い……。
パチっと目を開けると、榛名くんの綺麗な顔が飛び込んできた。
「熱あるじゃん」
「っ、ち、近いよ……っ!!」
こんな近さで見られたら身がもたないと思って、榛名くんの身体を押し返すけど、ビクともしない。
「いつから体調悪かったの?」
全然人の話を聞いてくれない。
お願いだからこの距離どうにかして…!
ただでさえ熱があるのに、榛名くんがこんなに近くにいたらさらに熱が上がってしまいそう。
「答えて、ひな」
な、なんでそんな心配そうな顔してこっちを見るの……?
「っ、わ、わかんない……。朝起きたら身体がだるくて、熱があったの」
もう耐えられなくて、顔を横にプイッと向けて、榛名くんと視線を外した。
すると、なんとびっくり。

