何か変なことでもされるんじゃないかって自分の中の危険センサーが働いた。
「だいじょーぶ。変なことしないから」
う、胡散臭い……!怪しい!!
キリッとにらんでみると、不思議そうに首を傾げてわたしを見ながら。
「安心しなよ。幼児体型には興味ないから」
そのままわたしの顔から少し目線を下に落として、わたしの身体の一部を指さしながら。
「そんなまな板じゃ襲いたくもならないから」
「…………」
「もっと大きかったら変なことしてたかもね」
「……は、はぁぁぁ!?」
な、なにこの人!!
ほぼ初対面のくせに人の身体にケチつけてくるとか何様なの!?
すぐに自分の身体を隠すように身を小さくした。

