そんな私が小学校に入学して、






3年生のとき。







「私の名前は琴乃!速水 琴乃!よろしくね!桃音ちゃん!」







琴乃にであった。







琴乃はいつも1人な私を見つけては話しかけてくれた。






そんな琴乃には私も徐々に心を開けていた。






気づけば、





琴乃、桃音と呼び合うようになってて、







大親友ってくらい仲良くなった。







そんな私が小学6年になった。








それからだった。私のいじめが始まった。







最初はただの愚痴。









「顔がちょっと可愛いからって何あのぶっすーってした顔。まじうざいー」








「琴乃もなんでそんな子に構うのよ。ほんとつまんない。」









「琴乃…。私はいいから。」









「桃音、私は大丈夫!桃音といる方が私は楽しいの。あんなの、言わせとけばいいのよ」







そう言っていつも笑顔にしてくれて、








支えてくれた。








ある日いつものようにおばあちゃんの家に行こうとしたら、










珍しくお父さんとお母さんが帰ってきていて








「ただいま、珍しいね?どしたの?」








「桃音、よく聞きなさい。おばあちゃんがね…交通事故にあったのよ。」








その一言で私の中の何かが壊れた。