私が生まれた時、おばあちゃんは1人だけだった。
お母さんの方のおばあちゃん。
名前は、初子(そめこ)。
お母さんのお父さんは、お母さんが結婚したすぐにがんで他界。
お父さんのお母さんとお父さんは、私が産まれる前に二人とも事故で亡くなった。
「おばあちゃん!」
おばあちゃんの家は近くて、いつも遊びに行ってた。
「また来てくれたのかい桃音。会いたかったよ。」
「うんっ!私も〜!」
おばあちゃんの手はあったかくて、
いつも私を安心させてくれた。
小さい時は、お母さんもお父さんも仕事が忙しい時期でほとんどおばあちゃんがめんどうみてくれていた。
私は小さい時から人見知りが激しくて、
友達作りが下手だった。
