「奏斗苦しいよー」








ベッドの中で抱き枕のように抱きつかれている私。








「桃音いい枕になってる」








「うるさいー!どうせチビだもん」








「そんなとこもまた可愛い」








そういうことサラッと言うから…

私の心臓がいくつあってもときめいてしまう。







もたないよ!!/////








「赤くなった」








奏斗は面白がってそういう。









「もう寝る!」








私はぶすっとふて寝に入る。








「ごめんって。んな怒んなよ」








「怒ってない」








バカにすんのが悪い!!







「じゃあ、寝るか」








「うん、おやすみなさい」








そう言って私たちは眠りについた。