「今日で最後の夜だね」 奏斗とリビングでテレビを見ながら話していた。 「その最後の日ってことでさ、」 「俺と一緒に寝よ?」 奏斗がそう言って上目遣いで言う。 きゅんと心が疼く。 「い、いいよ?」 その可愛さにやられてしまって、 私は奏斗の寝ることになった。