「ゴンドラが来ますので、足元お気をつけくださいね!ではいってらっしゃーい!」
「すごい!夕日が綺麗!」
ゴンドラの中から見える景色は最高だった。
もう少しで1番上にくる。
絶対にジンクスかなえるんだもん!
好きだよ、好きだよ、と心の中で予行練習していると、
「桃音?」
「え、あ、ごめんごめん!」
もう少し…!
そして、1番上に来ると同時に、
「「好きだよ」」
と言った。
あれ、か、被った!?
「桃音の考えてることくらいわかるよ」
「なんで…まさかジンクスのこと…」
その瞬間ぐっと抱き寄せられて、
「まぁね。でも、俺は付き合った瞬間から桃音手放さないって決めてるから。一生大切にするって決めてるから。だから意味ないけど…」
「好きだよ桃音。笑ってる顔も、泣いてる顔もいずれ、、、俺のものになってほしい」
そう言って、私にチュッと触れるだけのキスをくれた。
「わ、私から言うつもりだったのに…」
私は驚きと嬉しさで涙を流す。
「私、奏斗にいつも迷惑かけてる。これからも、かけまくるよ?それでも、いいの…?」
「当たり前。俺には桃音しか考えられないから」
そう言って、ふわっとした笑顔で微笑んでくれる。
「すき。だいすき!」
そう言って、私は奏斗に抱きつき返す。
そして、甘いキスを交わした。
