「いただきます」
焼きそばを作り終えて今から奏斗と食べる。
「ん、うまい」
「ほんと?よかった〜」
パクっと私も食べる。うん!美味しい!
焼きそばを食べ終わると、近くのスーパーに行く準備をする。
「よし、行くか」
「うん!」
「奏斗はお母さんに会いたいと思う?」
ふと思ったことを聞いてみた。
「会いたくないわけじゃないけどこのまま桃音と住んでたいなとは思う」
そう言われて改めて気づいた。
そうだった。今は当たり前に2人で住んでるけど…お母さん達が帰ってきたら、2人じゃないし、奏斗のお母さんだって帰ってきたらわかれちゃう。
「そんな不安な顔すんなよ。家別れても家まで送ってやるし一緒に帰ってやるよ」
そう言って、奏斗は私の頭をぽんぽんとする。
「うん。約束ね」
私たちは夜ご飯の食材を買って家に帰った。
それから3時くらいまで奏斗と映画を見た。
現在3時半
お母さん達の話によると帰ってくるのは6時頃。
映画見たからか私はウトウトしていた。
「桃音4時くらいまで寝ときな。起こしてやるから安心して」
そう奏斗が言ってくれたので、
「ありがとう。そうしよっかな」
と言ってソファーで眠ってしまった。
