帰りのホームルームにて〜
「この前テスト終わったところだが、また二週間後くらいに学診あるからな!」
あーてことはもう夏休みか…
この学校は定期テストは一回しかない。
その代わり、学診こと学力診断適正テストがある。
五教科で点数と偏差値、あと全国で何位かとか詳しく出るテストだ。
「テスト勉強しとけよ!あとは、体育祭だが今年は、千羽と、深部にリレーを走ってもらうことにした!」
「え、めんど」
俺はすぐさま講義。
「いいじゃねーか!深部は初めてだろうから教えてやれよ!」
「ちっ。強制かよ」
リレーとかめんどいな。
「よかったな、リレー出れて」
隣の席の蒼がそう言う。
「?なんでだ?てか、お前もだぞ?」
「俺はまぁどっちでもいいけどよ、問題はそのリレーに出るんだってさ」
「?誰が?」
「琴乃と桃音ちゃん!」
「そうなのか」
リレーに出るってまぁあの運動神経じゃ納得か。
「あとラストに!体育祭の話をしてたが体育祭がおわったあとすぐに文化祭だ!出し物も考えといてくれよ!以上!」
そう言って解散になった。
