「あ!奏斗くん見てみて!面白そうなテレビやってるよ〜」










お互いにお風呂から出てテレビを見ようと奏斗くんを誘う。









「桃音さーん?」










「ん?どうしたの?」










「桃音、言うこと聞くんだったよな」









「ふぇ!?」










いつの間にかどアップの奏斗くんが目の前にきて変な声が出た。









ま、待って?奏斗くんの顔が、










映画のピエロみたいに獲物見つけた顔してるんだけど…










「わ、私もう寝なくちゃ!」










逃げようとして、立とうとしたら










「逃げるならもうちょっと上手く逃げような?」








と言ってバフっとソファーに押し倒された。










この状況なんかやばい気がする!









「か、奏斗くん?どうしたの?」










「んー、そろそろ桃音にもいろんなこと叩き込んだろうかなって。勉強以外のこと」









「な、何言ってんの//?」










どアップすぎて真っ赤な私。









「なー桃音、勝負しよ」










「え?勝負?」










「俺がこれからすることに桃音が我慢出来たらなんか俺が1個言うこと聞いてやる」










「え、ほんとに?!」









「その代わり、我慢出来なかったらどうなるか分かってる?」









そう言ってぺろっと私の首筋を舐めた。










「ぁっ…」









ビクッと体が反応する。










一体何しようとしてるの!?










「まーもう桃音に拒否権ないんだけどさ」










「とりあえず鳴かないようにな?」










「え、泣く?」










そう言った奏斗くんは、私の耳をカプっと甘噛みした。








「!?!?!?/////」










びっくりしすぎて声すら出ない私。









待って、なんか前恋愛漫画でこういうシーンあった気がする…









好きな人同士がキスみたいなことして…










それで…え!?まさか、奏斗くんは









そういうことしたいと思ってるの!?











そんなふうに頭を悩ませてると、










「何余計なこと考えてんの?」









とお叱りが…










「いやね、ちょっと…」









「もう知らね、せっかく我慢してやろうと思ったけどま、頑張って?」









そう言うとグイッと顔を寄せられて、










ちゅっとキスをされた。しかも、









な、なんか深い/////?









「ん…」









その瞬間奏斗くんの手が服の中に入ってきてピンっと指ではじかれた。








その瞬間、ビクンって体が反応して、









「ふぁ!?」








とびっくりしすぎて( °_° )こんな顔になって固まってしまった。









「ぷっまって、ほんとに敏感なんだな」










そう言ってケラケラ笑う奏斗くん。








「な/////だってだって!あれは…」









「うん、もうちょいしてみる?」









そう言って服の上からちょんっと触ってくる奏斗くん。









「んぁ…ス、ストップ…!!」









もーー!!奏斗くんはド変態エロ大魔王ですかい!?









「ほんと敏感。」









「//////////」








もう真っ赤になるだけで何も言えない私。










「なー、桃音」










奏斗くんはそう言って私を抱きしめた。