ー奏斗sideー
「おめでとさんっ!これでやっと桃音ちゃんを俺のだって言えるなー!」
「うっせーよ。」
桃音たちにはカラオケに行くとかテキトーに言ってるが今俺らはミクドンという店にきている。
「んで、なんだ?相談したいことって」
「昨日さ七瀬から、より戻そうって言われたんだよな」
「七瀬ってあの七瀬心か?今更、奏斗になんの用なんだ?」
「俺も知らねぇけど」
「てかそれ、桃音ちゃん知ってるんじゃねーだろうな」
「名前は知らねぇと思うけど告られたのは知ってる。」
「その時、昔のこと思い出して暗い顔とかしてねーよな!?」
「あ、まぁ多分」
「お前せっかく付き合えたんだぞ?あの女のせいで桃音ちゃん失ったら最悪だぞ?」
「まぁそうなんだけど…桃音に言おうか迷ってんだよ。気になってるとも思うしな」
「七瀬との件か?」
「あぁ。昔のこととかな」
「言うのもひとつかもしれないな〜。俺なら琴乃には秘密は作らないようにしてるし!」
「あいつ、昨日話聞くからって言ってくれたしさ言うべきか」
「おーおー惚気話は聞きたくねーよーだ!」
「惚気てねーよ」
「ほら!そうと決まったらそろそろ琴乃たちも解散してくることだし〜」
「帰るか」
俺らは解散して俺は家に帰って桃音の帰りを待った。
ー奏斗sideー 終