それでもいい

先生がたとえこれから先

私の前から消えるまで沙知先生のことを

好きでも、今私は先生を求めているんだ

どういう形であれ、今はそばにいたい

この後無事に連絡先を交換できた

「戻るぞ〜」

きた道を戻っていく先生の後ろ姿を

見ながら歩いていく

「逢沢のせいで俺校長に呼び出しくらったから

先に戻ってろ」