高校卒業して
美容師の専門通ってたあたし。

でも高校の時の負傷した怪我のせいで
美容師になれないことを
宣告された。

昔から通ってた病院の先生に
ある日突然言われた。

『結雨ちゃん。これ手術しないと治らない』

『ぇっ。美容師は!?学校は!?』



『手術してリハビリしてからなら…』

『そん…な。』

頭が混乱して
自宅に帰宅した。

お母さんはお帰り!
って夕飯の支度してた。
『ただいま』

そのまんま自分の部屋にこもって
考えた。
その頃付き合ってた彼氏と約束した夢が壊れてしまう。
あたしと彼氏との夢がって。
ずっと頭の中でグルグル悩んでた。

彼氏のたっちゃんから電話が来た。
『よっ!今日俺さぁ!』

たっちゃんはいつも元気な声で話してくる。
ちょっと離れるから
なかなか逢えないけど
それでも2人で店開こう!
俺の隣に結雨の店!って約束した。