「いいじゃん。ポニーテール。


水着も俺のタイプだったし。
めっちゃ可愛かった。ごちそうさまです」





「〜〜〜っ/////」




ナニソレ…。めっちゃドキドキするし…。




え、え?


可愛い?タイプ?



こんな至近距離でそんなこと言われちゃったら私の心臓がこわれちゃう!!




さっきまでもバッチリ意識していたこの距離ももっともっと近く感じる。




触れ合う肩が熱くて仕方ない。



心臓の音、外に聞こえてない!?ってぐらいうるさいのに、綾瀬はなんともないように涼しい横顔をしてる。




悔しい…。



と思いながらもさっき綾瀬に言われた言葉を一言一句忘れないように、



胸のノートに何度も何度も留めながらバスに揺られた。