キミに好きって言えなくて。




お母さんがオシャレなのだと私は勝手に思ってたけど、


この家具は中学生になって自分の部屋ができるタイミングで、自分で選んだって。



どんだけ大人っぽいの?!



って当時の私は驚いたんだっけ?



「なんか、吉沢が来るのめっちゃ久しぶりだな」



「うん…」



「お茶持ってくるからそこら辺座ってて」



そう言って、綾瀬は部屋を出ていった。



そこら辺って…。



にしても、綺麗な部屋…。



ふと右をむくと、棚の上、小さな写真立てが見えた。



その写真たてには、高1の文化祭の時に撮った私たち5人が笑顔で写ってる。



綾瀬ってあぁみえて結構仲間思いで、私たちのこと本当に大好きなんだよね〜




少し微笑ましい気持ちでいると、



「あれ?まだ立ってんの?」


とお茶がのったおぼんを片手に綾瀬が戻ってきた