「えっ?」
「だから、分かんねぇ問題いっぱいあったろ?
なのにお前、どーせ、
私が聞いたらみんなの勉強の邪魔しちゃうななんて考えて聞いてこなかったんだろ?
丸わかり。」
そう言って後ろを振り返って笑う綾瀬。
ほらね、こーいう所が私をどんどん好きにさせる。
私の不器用でなかなか言えない気持ちに、
誰よりも早く気がついてくれる。
「すごいね、綾瀬は。
そんなに私の気持ちってバレバレ??」
そう聞くと、
「お前、単純だし」
と今日1番の優しい笑顔で私を見る
反則だよ…。そんな顔。
「で?分かんねぇ問題、特別に教えてやるけど、
どーする?」
なんて私に聞く綾瀬は、きっと私がYESとしか返さないことを知ってる。
「お願いします」
と言うと満足そうに微笑んだ
今日はまだ綾瀬と一緒にいれるんだ…
その嬉しさで胸がいっぱいになって、綾瀬の広い背中にギュッて抱きつきたくなる。
綾瀬…大好きだよ
後ろ姿の彼に心から伝えると、
急に彼が振り返って
「俺ん家な?」
そう言って、笑った


