「ねぇ君さ」
後ろを振り向くとさっきの会議で声をあげた人がいた。
「俺三年の三浦匠って言うんだけど、君二年生だよね?」
「はい。二年の牧田侑子です」
名乗られたのでこちらも名乗る。
「侑子ちゃんか、よろしく!」
どうもと一礼する。
「侑子ちゃんはさ、さっきの会議で俺の他に唯一声をあげてくれたよね。良かった~味方がいてさ!」
私も同じことを思っていた。
「私もです。なんだかあそこにいる人たちはみんな頭悪く見えちゃって」
「ハハハッ!言うね君」
快活に笑う先輩の顔を見ると、美咲ちゃんがよく言っている塩顔イケメンというやつか、なんて思ったりした。
「まぁ同じ実行委員として頑張っていこうよ!これ俺の連絡先だから。じゃあね!」
「あ、ちょっと」
私は実行委員じゃないんですよと言おうとしたが、先輩の背中はもう遠かった。
後ろを振り向くとさっきの会議で声をあげた人がいた。
「俺三年の三浦匠って言うんだけど、君二年生だよね?」
「はい。二年の牧田侑子です」
名乗られたのでこちらも名乗る。
「侑子ちゃんか、よろしく!」
どうもと一礼する。
「侑子ちゃんはさ、さっきの会議で俺の他に唯一声をあげてくれたよね。良かった~味方がいてさ!」
私も同じことを思っていた。
「私もです。なんだかあそこにいる人たちはみんな頭悪く見えちゃって」
「ハハハッ!言うね君」
快活に笑う先輩の顔を見ると、美咲ちゃんがよく言っている塩顔イケメンというやつか、なんて思ったりした。
「まぁ同じ実行委員として頑張っていこうよ!これ俺の連絡先だから。じゃあね!」
「あ、ちょっと」
私は実行委員じゃないんですよと言おうとしたが、先輩の背中はもう遠かった。

