いつもこんな感じでもそれが楽しい。

 授業が終わった後図書館へ行き本を読もうとすると声がした。

「好きです、付き合ってください!」

告白現場に来てしまったようだ。告白されている相手が気になったので見ると────それは弘だった。なんでと思った。

「ごめん、俺誰とも付き合う気ないから」

なんでこんなに胸が痛むんだろう。私に言ってるわけじゃないのに.....なんで。

その後本を読む気になれず家へ帰った。

 次の日、授業終わりいつも通り図書館へ。

すると、気持ち良さそうに誰もいない図書館で寝ていた弘を見つけた。

「可愛いなー、撫でても.....いいよね?」

そっと頭を撫でようとするといきなり、