びっくりして振り返ると、私の背中を叩いた犯人はここちゃんだった。 ここちゃんも来てたのか。 ぜんぜん気がつかなかった。 「んも〜満瑠ちゃんってば、私にまったく気づいてくれないんだからぁっ。てか、響とデート中?」 「いや……デートというほどのことでは…」 ただ、ふたりで話してるだけだし。 甘い雰囲気でもない。 「そうだよデート中だよ。わかったら邪魔しにくんな」 「邪魔だなんて言い方は酷くない〜?バカ響!」 「おまっ……いてぇな!ペットボトルで肩を殴るのはやめろ!」