響くんとは付き合いません!!




一瞬、ドキッとした。

あの甘い雰囲気の中だから、キスされるとばかり思ってたから。



ほんと、響くんと一緒にいるとドキドキしっぱなしだ。



「うわっ……待って、めっちゃ強くね?なにそのコンボ」

「そう?そんなに強くないよ、普通だよ」



響くんと格闘ゲームで対戦してみたところ、なんとまぁあっさり私が勝ってしまった。



「もっかいしよ。次はいちばん自信あるキャラ使うから」

「いいよ。じゃあ私もいちばん自信あるやつにするね」



2回目の対戦も、ほとんどダメージを加えられていない状態で私が勝ってしまった。