一瞬、ドキッとした。
あの甘い雰囲気の中だから、キスされるとばかり思ってたから。
ほんと、響くんと一緒にいるとドキドキしっぱなしだ。
「うわっ……待って、めっちゃ強くね?なにそのコンボ」
「そう?そんなに強くないよ、普通だよ」
響くんと格闘ゲームで対戦してみたところ、なんとまぁあっさり私が勝ってしまった。
「もっかいしよ。次はいちばん自信あるキャラ使うから」
「いいよ。じゃあ私もいちばん自信あるやつにするね」
2回目の対戦も、ほとんどダメージを加えられていない状態で私が勝ってしまった。
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