「別につまらないことはねぇよ。珍しくハイテンションな満瑠、めちゃくちゃ可愛いから見てて飽きない」 「……っ。ちょっ……私のことばっかり見てたんですかぁ!?」 響くんの視線にちっとも気づかず、はしゃいでいたことが恥ずかしくなった。 「うん。満瑠が楽しそうにしてる顔、はじめて見たなぁって思って」 「だからって……。恥ずかしいから見ないでくださいっ」 言われて見れば、心の底から楽しいと思えたのは久しぶりかも。 少なくともいじめられるようになってからは、1度も抱かなかった感情だ。