先輩の彼女にしてもらいました

ゴールを背にした状態でバックステップをしてジャンプシュートをしたり、いつもよりも派手に空中を歩くように飛んでダンクを決めたり、より高く飛んでいるように見えるシュートを披露すると、彼女は自分も一緒に飛び跳ねて喜んでくれた。

彼女が、どんな風なシュートをしたら喜んでくれるのか俺にはだいたいわかっていた。

鳥のように高く美しく飛ぶほど、彼女の瞳が輝くのを、俺は知っていたから。

そうか、やっと少しだけど、わかってきた気がする。

笑ってる彼女を見るのが、何よりも俺の幸せだった。

それが、はじめに俺が見つけた答えだった。