先輩の彼女にしてもらいました

なんのことか、わからなかったけど心配そうに彼女が見上げてて、手を伸ばしてきたので少しかがんだ。

「ん?なんかついてる?」

「ここ、赤くなってる」

あ、さっきボールぶつけたところかな?カッコ悪いとこ見られたな。

俺の額のあたりに、手を伸ばそうと彼女が背伸びをした。

視線が重なりあって、彼女の大きくて澄みきった瞳にすいこまれそうになる。

顔が近すぎる気がして、パッと横を向いた。

「こんなの全然平気、じゃあまた」

「あ、あの先輩またお昼、見にきてもいいですか?私、先輩のプレーを見てるだけで、嫌なこととか全部忘れられるんです」

「え?ああそうなんだ」

彼女の言ってる意味がよくわからないので曖昧にこたえた。