神涙月-かんなづき-

「しゅう、あのね」

「なに?」

「あのっ、あの、これ!」



私は意を決して手紙を渡した。




「手紙書いたから!ちゃんと読んでよね!」





そう言うと私は、もう心臓が破裂しそうでいてもたってもいられなくなり、走って逃げてしまった。