火葬場へ到着し、いよいよ本当望みお別れの時がやって来てしまった。
真咲兄と親父を抜く男子達は、五月兄を大きな釜に入れる使命が残っていた。
その時の俺達の目からは大粒の涙が溢れていた。
今まで一度だって涙を見せたことのない、真咲兄達の目からも涙が溢れていた。

五月兄が焼かれている間、俺と美桜、真人、五月兄の親友達で火葬場の裏にある海の見える場所に来ていた。

『美桜、疲れたか?』

美桜「少しね」

『皆も今日はありがとう、きっと五月兄元にした喜んでる』

「いやいや、親友として当たり前だよ」

真人「蓮、彼女が美桜ちゃんか?」

『ああ、俺の婚約者だ、高校の先生を目指して大学一年だ』

真人「幸せそうだな、蓮、そうだ今日は二人にびっくりニュースだ、俺、真希と付き合ってる」

[はぁーっ!(えーっ!)]

真人「もしかして、真希から何も聞いてなかったのか?」

『聞いてねぇーよ、ってことは、お前が義理の兄貴になるのかよ!』

真人「そうなるな笑笑」

美桜「あの~・・、私たちの事忘れてない?」

『忘れてないさ、美桜、ずっと俺の傍に居てくれよ』

美桜「当たり前、どこにも行かない」

俺達は軽く触れる程度のキスをした。
それだけでは足りなく、どんどん濃厚なキスをしていった結果、俺の理性が壊れて、美桜をお姫様抱っこして、
皆から死角になり見えなく、声を聞こえない場所で、
遂に美桜とヤッた。