「………うん…ありがと…」




あんなに明るい真理が
泣くなんてきっと何か
あったはず……




まだ会って一日も
たってないから……真理のこと
何もわからないけど私は

なんだか真理のことを一番
知ってるかの様に振る舞った…




そして駅まで皆黙って歩いた…




「……あ、私こっちの電車
だから……また明日ねッ…」




「うん、麻子ちゃんまたね★」


「…………じゃあな」


「……ばいば…い…」




そう言って私は3人と別れた…




3人は幼なじみってだけに
同じ方向らしい……




ちょっと仲間外れにされた
気分になった………




そういえば真理……
最後まで泣いてたな……



本当どうしたんだろう……




あ、そうだ……
真理にメールしてみよ…




【To:真理
真理初メールだね
麻子だよ
今日私は真理と友達に
なれて嬉しかったよ
これからもヨロシクね
私でよかったら相談にも
のるからね
From:麻子】



よし、送信っと!



なんか上手く言えなかったけど
ま……いいや……



伝わるといいな―――――――