だから断るつもりだったのに…


学園長直々に頭を下げられ

頼まれてしまった…。



なんでもうちの学校から

あんな頭のいい進学校へ

いける人は前代未聞

なんだとか……



さすがに私も学園長の

説得に負け、

しかたなく有名

進学校――桜坂高校に

入学することにした。



共学ということもあり、

私はすごい心配だったが


別に男に近寄らなければ

平気――


なんてゆう甘い考えを

持っていた。







――そう、これから



何が起こるかなんて



考えもせず―――――