「う~ん…体調不良ってより
男性恐怖症なだけかな……」



―――――――あ!



私何言ってんだろ……



こんな奴に言ってしまった……



どんだけ笑われるか……



はたまた………
いじめられるか………



どっちにしても最悪―――――



また気持悪く
なってきちゃった……



「おい、大丈夫か?
……あ、てか男性恐怖症
だったんだな……
なんか色々悪かったな…」



―――――――え?



悪かった……?



何?変態野郎が………


違う人に見える…………



「え?急に何……?」



「いや、俺の姉貴もそうだった
から良くわかるんだよ」


「え…お姉さんが……?」