ん?


「や、あの、もう一個先の駅じゃないんですか?」


え?



あ、ほんとだ。


「ありがとうございます! なんで、わかったんですか?」

声をかけてくれた人は、うちの学校の近くの公立高校の制服だった。


彼は少してれているように見える。