同期以上、彼氏未満

「単純に、一人で夕飯食べたくないだけでしょ?


しょーがないなー、混ぜてあげるよ」


「さすが詩織、わかってるやんか」


「詩織、いいの?」


「うん、男子の意見も聞いてみたくなったから」


「昴を男子代表で考えない方がいいと思うけど」


「おいメグ、どういうことや?」


「大丈夫だよ恵、参考にするかどうかは私が決めるから」


「詩織がいいなら、私は構わないけど」


「じゃ、シャワー浴びたら私の部屋に来てね」


「リョーカイ」


「ほな、大阪みやげ持っていくわ」


「ありがと、昴」


シャワー浴びて、タンクトップに短パンというラフな服に着替え、漬物とビールを持って詩織の部屋のドアをノックした。


「あいてるよー」


中から詩織の声がしたから、


「おじゃましまーす」


と言いながらドアを開けた。


「昴はまだ?」


「うん、まだだよ」


「詩織、なんか相談あるんじゃないの?」


「あ、うん・・・たいしたことじゃないんだけどね」


「昴がいると話しづらいことなら、今聞くよ」


「うん、わかった。


お盆休みにね、実家へ帰ったでしょ?


実家の近くで食事してたら、大学受験の時に教えてもらってた家庭教師の先生と偶然会ったんだ」