「メグは、地元の元カレと再会したりしたんか?」
「そんなことするために帰省したんじゃないし。
そう言う昴は、元カノと会ったんじゃないの?」
「なんでわかるん?」
「あっそ」
「聞いてくれへんのかい!」
「・・・じゃあ、聞いてあげるよ」
「いやーそれがな、相手にはもう彼氏がいてな、引きずってんの俺だけやった」
「女子は意外とドライだからね」
「別れてまだ半年やで、早すぎや」
「ま、ご縁がなかったんじゃないの」
そんな会話をしながら寮へ向かい、
「じゃ、また明日ね」
「ほな」
お互いに手を振って別れた。
昴のヤツ、元カノのこと忘れてなかったんだな。
残念だけど、女子は新しい恋をして元カレをふっ切っていくんだよ。
でも、そういう私は、つきあっていた大学の同級生と就活の忙しさで自然消滅してしまい、そこから一歩踏み出せないでいた。
元カレのことが忘れられない、っていうよりは、なんか就活メインになってしまい、内定とったらホッとして、それ以外のことはどうでもよくなってしまったんだ。
今ごろ、彼も就職先で頑張ってるかな。
昴のせいで、久々に元カレのことを考えた。
「そんなことするために帰省したんじゃないし。
そう言う昴は、元カノと会ったんじゃないの?」
「なんでわかるん?」
「あっそ」
「聞いてくれへんのかい!」
「・・・じゃあ、聞いてあげるよ」
「いやーそれがな、相手にはもう彼氏がいてな、引きずってんの俺だけやった」
「女子は意外とドライだからね」
「別れてまだ半年やで、早すぎや」
「ま、ご縁がなかったんじゃないの」
そんな会話をしながら寮へ向かい、
「じゃ、また明日ね」
「ほな」
お互いに手を振って別れた。
昴のヤツ、元カノのこと忘れてなかったんだな。
残念だけど、女子は新しい恋をして元カレをふっ切っていくんだよ。
でも、そういう私は、つきあっていた大学の同級生と就活の忙しさで自然消滅してしまい、そこから一歩踏み出せないでいた。
元カレのことが忘れられない、っていうよりは、なんか就活メインになってしまい、内定とったらホッとして、それ以外のことはどうでもよくなってしまったんだ。
今ごろ、彼も就職先で頑張ってるかな。
昴のせいで、久々に元カレのことを考えた。


