…………



ひ…………ひ……よ……ひよ……陽世!!

「ハッ!!」
ガバッ!!

『陽世!!!!陽世!!良かった!!! 』

「さ……な?」

『陽世っ……!…… 』

「知沙と公生は?」

『二人とも寝てる。大丈夫。』

「……お母さんお父さんは??」

『…………』

「佐那!!!ねぇ!!!生きてるよね?!生きてるよね?!」

「陽世のお父さんお母さんは……





亡くなったよ」