「痛い……何があった?……」

公生知沙『うわーーん!!!おねーちゃん!! 』

「公生?!知沙?!」

公生『かーちゃんととーちゃんは?! 』

「え?」

そして目を上げた先には










血を流し横たわる両親の姿があった。







私は夢だと思った。






タチの悪い夢だ。



















「お父さん?……お母さん?……目を覚まして?」

「お父さん?!お母さん?!ねぇ!!??なんで?!?!」



そこで私は意識をなくした。
まるで死んだように真っ青な顔で