『嫌だよ!私は嫌! 』

「凛……ありがとう。こんなに止めてくれる友達がいること、嬉しく思う。それに、そんな友達と短い期間でもバレーできたこと、誇りに思う」

『陽世はいいのっ……?! せっかくあんなに上手くなるまで頑張ってきて、ここでやめちゃって……!!』

「……悔しいよ。嫌だよ。」

『陽世…… 』

「でもね、仕方ないこともあるの。悔しいし、嫌だけどっ……

『じゃあなんで?!仕方ないって……陽世にとってバレーってそんなので終わらせれる程度?!』

「ちがうよ。」