また、現在常盤を束ねる父も若くない。父はここのところ傍目にもわかるほど焦っていて、ずっと死んだ兄に代わるだけの才能を備えた婿養子を探していた。
そして常盤に選ばれたのがあなたよ、東条。
純花は心からの称賛を込めてまっすぐに東条を見た。私はやっぱりあなたに敵わなかった。それでも心の奥にもたげた嫉妬心に嫌気がさす。こんなものは高校を卒業するときに置いてきたはずなのに。純花はそんな醜い感情を振り切るようにグラスを呷った。
そして常盤に選ばれたのがあなたよ、東条。
純花は心からの称賛を込めてまっすぐに東条を見た。私はやっぱりあなたに敵わなかった。それでも心の奥にもたげた嫉妬心に嫌気がさす。こんなものは高校を卒業するときに置いてきたはずなのに。純花はそんな醜い感情を振り切るようにグラスを呷った。


