幾度となく交わされるキスを
受けながら力抜けていくのを感じてきた

「けい…た
ごめん もう…
…眠…い」

至近距離でものすごいため息をつかれている
頃には幸いにも意識はなかった

「本当に この人は…
この流れで寝るって
まあ、そこも愛しいところだけど」

ベットに寝かせて
髪を撫でて
頬を撫でて
キスをして
抱き寄せて眠りについて
明日の朝 どんな顔で眼を覚ますかが
楽しみで仕方ない


抱きしめた温もりに引き込まれるように
幸せな眠りについた