「なーなー、姫ちゃん。そんな古文オタクに構ってないでこっちで喋ろうよ」 「そういえば、昨日の○ステ見た?」 「見た見たー!姫ちゃんはどの人がよかった?」 「うーん、姫はね~___」 陽姫って自分のことも姫って言うんだ。 今更ながらに気づいた。 っていうか、そんなに陽姫と私を一緒にしたくないのか。 はぁ。とため息をついて私は本を開ける。 今日は伊勢物語でも読もう。