うつくしと思うのはキミだけ




ふわ...ふわふわ


あれ?なんだか気持ちいい。


そよそよと風が吹く。


心地いい。


いっそのことこのまま死ねたらな。


陽姫、私は信じてたよ?



ううん。信じようとがんばったんだ。


はじめからわかってたことなのにね。


私に、こんな地味な古文オタクに、


友達ができるわけがないって。


でも、信じたかったんだ。


もう、寂しいだけの中学時代を思い出したくなくて。


あのね、陽姫。


私、嬉しかったんだよ?


陽姫に、話しかけられて、


偽りだったとしても、なかよくなれて。


ありがとね。


この夢から覚めるとき、私は死んでるのかな。


もし、死んでなくても、死ぬ決心はできてるんだよ。


お母さん、お父さん、ごめんね。


バイバイ、みんな。





そう言って私は目を閉じた。