「姫っ、なんでっ!?」
「それはこっちの台詞だよ!どうして小町のこと、叩こうとしたの!?」
「そ、それは、、」
陽姫の剣幕に周りは押し黙らさせられる。
「姫。そんなに榛名サンのこと庇うと、アンタまでハブるよ?」
池田さんは思いのほか冷静に口を開いた。
「い、いいよ!それで小町がなにもされないなら」
「そう。わかったわ。じゃあ明日から姫はハブだから」
「ち、ちょっと待って!」
私は思わず声を上げた。
そんなの、おかしい!
「は、陽姫は、何にも悪くない!」
「悪くなくても、アンタがそうさせてんの、わかんない?」
池田さんは私を冷たく睨んだ。
「っ!なら、私は何をされてもいい!だから、陽姫はやめてあげて!」
「それ、本気で言ってる?」
試すような目でみられる。だから、私は虚勢を張った。
「本気!」
私がそう言うと辺りは静かになる。
「ふっ、あはははは!」
「あはっ!あはははは!」
「ヤバいっ!お腹いたいっ!」
私には何が起きたかさっぱりだった。
