笑愛「でも...買ってもらうのは申し訳ないので...」



その意見には同感ね



有希子「何言ってんの、笑愛はもう私の娘じゃない



親が娘に服を買うのに何を躊躇することがあるの?



哀ちゃんも遠慮なんかしないでね



その代わりと言っちゃなんだけど哀ちゃんにお願いがあるの」




お願い...?




って言うかもうそこまで話進んでいたんだ



哀「なんですか?」




有希子「服を買う代わりと言っちゃ言葉が悪いんだけど、笑愛をねもう少ししたら帝丹高校に通わせようと思うの


そこにあなたも行ってくれないかしら?もちろん学費は私が出すわ


そこでねこの子の友達になって欲しいの



お願いできるかしら?」




そんなの...頼まれなくたってやるのに




哀「それは全然いいんですけど、でもやっぱり学費と服は頂けませんよ」



有希子「いいのよ、これは私がしたくてすることだもの


遠慮なんかしないでね、いいわね?」




そんなに凄まなくても...



哀「...わかりました。ありがとうございます」




これ以上言っても引き下がってくれないと思い私は有難く受け取ることにした