楽しそうに話している2人をただ見ていた。



話しかけてくれないかなぁ…。
って…そんな事あるはずないよね。


そう思った時だった。


「山川さん!」


名前を呼ばれたのでびっくりして声のする方を見る。


もしかして……川口君…??


「同じクラスやね。よろしくね。」


その声の主は予想した通り川口君だった。


「よ……よろしく!!」

緊張して顔が赤くなる。


喋りかけられた!!!
ってか名前覚えててくれてたんだ!!
……よし!!!絶対に川口君と恋人同士になってやる!!!


そう決意をした。