『失礼します…』


保健室の中は電気が着いておらず、少し薄暗かった。

なんだ、先生いないのか。

勝手に寝とこうかな。

私は布団をぎゅっと被った。

すると、少し落ち着きを取り戻せて今の状況をちゃんと理解することが出来た。

でも、そのせいか、今後のことを考えてしまいまた恐怖に追いやられた。

どうせいじめがバレないようにしても、結局はバレてしまうことが嫌なくらい分かるからだ。


連に「え、美彩いじめられてたの?」なんて言われたくない。心配もされたくない。


あぁ、嫌だ