「ずっとキスしたかった...」
そっと唇が離れると、そんな囁きとともに熱っぽい瞳を向けられて、胸がきゅうっと締め付けられる。
そしてまたゆっくりと、唇が重なった。
2回目のキスは、少しだけ力のこもった、熱いキス。
「ん、...んっ」
わたしが怖がらないように、反応を確かめながら触れる唇に、どうしようもなく胸が震えて熱くなった。
1ヶ月前、洸の本性を知ったあの日、洸と想いが通じ合う日が来るなんて、思ってもみなかった......。
こんなに好きになるなんて......。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…