......洸、ほんとうに意味がわからないよ。


どうしてわたしを...抱き締めているの?


昨日のように後ろからではなく、真正面から。


洸の体温が全身に巡って、やっとその温かさと感触を理解し実感する。


痛いくらいに抱き締められて...うまく息ができないよ。


こんな大切そうに大事そうに抱き締められたら...胸が苦しくて仕方ないよ。


好きでいっぱいになっちゃうよ......。