四回目、晴香は前回同様ベッドの上にいた。
見舞いに来ている人は今日はだれもいなくーー俺だけだった。
晴香はとても退屈そうに外に眺めていた。
そうだよな、暇だよな...。
この様子だともうすぐ退院できそうではあるが、この期間、ずっと学校に来れないんだもんな...。
俺は晴香が入院しているあいだ、一度も彼女の前に姿を現すことはなかった。
現すことができなかった。
俺が助けていれば...。
その上俺は、救急車さえ、呼べなかった...。
情けなくて、申し訳なくて、とてもじゃないけど顔を合わせることができなかった。
俺は一日でもはやい退院を心から願った。



