三回目、前回晴香は廊下のソファで仲田と長話していたが、今回はベッドの上にいた。 だが、今日もほかの人がお見舞いに来ていた。 どうやら晴香の母親のようだ。 「はい、晴香の大好物!これ食べてはやく完治してね!!」 母親は彼女に壱圄屋のバームクーヘンをあげていた。 「お母さんありがとう~!!いただきま~すっ!!」 この世のどんな食べ物よりもおいしそうにバームクーヘンを食べる彼女。 正直に言おう。 とてもとても可愛いと思う自分がいた。 言うまでもなく、このことも頭にインプットされた。