いじわるな藍川くんの愛が足りない



「みんなの役にたてるからよかったじゃん?」


「た、たしかにわたしが一位だったけど、二位の子とそんな差ないから!!それに今体力落ちてるし、4月の体力テストのタイムなんて出せるわけないっ!」


「それは自分でなんとかすれば?」


「そんっな無責任な...!!藍川くんのせいで走ることになったんだから、責任とってよ!!」


「はあ?」


あきらかにめんどくさそうな顔をする彼に、

わたしは思わずほうきを投げつけてしまった。


「おい、なにすんだよ」


「わたしに放課後毎日ポカリおごってよ!!」


「なんで俺が?」


「それくらいしてよね!?」


「無理」


「無理じゃない!」


「無理」


「~ッもう!!」


このイライラはだれにぶつけたらいいの!?


だけどもう...やるしかない!!


わたしは意を決することしかできなかったのだった。