「そういえば間宮って、4月の体力テストの50メートル走クラスで一位だったんだよね?」 後ろの席からわたしだけに放たれたはずのその言葉はかなり大きめで、 わたしの前の前の席の友達もこちらを向いてきた。 「え、詩織ちゃん!?そうなの!?」 「えっ...と」 「それなら間宮に走ってもらうか!!」 「ちょ、待っ...っ」 「ブロック対抗リレーは、赤木と間宮のふたりで決定!!」 ちょっと待ってえええええ!!!! 決定!!じゃないわ!!!! 委員長!!黒板に書かないでえええええ!!!!