いじわるな藍川くんの愛が足りない



わたしの高校は、午後の授業が終わったあと、50分間の昼休みに入る前に先に15分間の掃除の時間となる。


わたしは美化委員のため掃除場所が確定されてる。


無条件に美化委員になったわけだが、

なんでほんとに...よりによって、美化委員なのか。


毎日15分間あの人とふたりで同じ空間にいなければいけないなんて。


教室でも前後の席だが、わたしが一切後ろを振り向かないため会話をすることはない。


だけど、ふたりきりになると...きっとあの人は本性を出してくる。


憂鬱すぎる。


でも決めた。


わたし、今日から藍川くんのこと無視する。


昨日の一件で、心に決めた。


もしなにか言われたら、もう関わりたくないってはっきり言う。


あっちも分かってくれるだろう。


そう意気込んで、午後の授業が終わったため掃除場所である裏門に向かう。


ほうきで木々から落ちた葉っぱを集めるのだ。