いじわるな藍川くんの愛が足りない



「今日用事があるなら、明日でもいいけど」


そんなの...どっちにしろ、わたしがしなくちゃいけないじゃないか。


「...今日、する」


夏休み前、3ヶ月間眺めていた彼が目の前に立っていることに、未だに違和感を覚えている。


あんな言い方してわたしをフッたはずなのに...


どうしてわたしにわざわざ、頼んでくるの?


藍川くんの心情が、わからなかった。


たんに、先生が言っていたからだとは思うけど。